いつの間にか二人の兄弟が横に来ていた。地下鉄を待つ列のいちばん前である。お兄ちゃんは小学2年生、弟くんは幼稚園の年中さんくらいか。二人とも大きなリュックを背負っている。弟くんがお兄ちゃんからペットボトルを受け取り、口につけて飲もうと頭を大…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。