2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

朝汐

松江の餡 朝汐餡は皮むき小豆餡の中に小豆粒が入っているものをいう。和菓子処松江に独特の餡である。「 朝汐 」は、淡い塩味の朝汐餡を藷蕷芋の薄皮で包んだもの。 松江を代表する伝承和菓子のひとつであり、白い皮は日本海の岩肌に打ちつける波を、小豆粒…

薄小倉

魅惑の大納言 大納言は粒の長径が9ミリ以上の小豆をいう。皮が薄くて色つやがよいことが最上級のものである。この大納言をふんだんに使ったのが、松江は桂月堂の 「 薄小倉 」。 三度のみつ漬けを重ねてふっくらと炊き上げた大納言を型にびっしりと詰め、そ…

出雲三昧

三層の風雅 もろこし粉の素朴な落雁、大納言小豆あん、白玉粉の粘りのある求肥。この三段の層になって楽しませてくれるのが、松江は桂月堂の 「 出雲三昧 」。 それぞれの感触と甘味が口のなかで調和して溶け合う。6cmくらいの直方体で食べやすくもあり、…

若草

茶事十二ケ月 松江にある彩雲堂の 「 若草 」は、不昧公( 7代目松江藩主:松平治郷 )の残した「 茶事十二ケ月 」の記録から、茶人や古老の話をもとに明治後期に復活させたお菓子。 奥出雲仁多産の良質なもち米と寒梅粉を材料とする。もち米を二日間水にさ…

呼子鳥

万葉の頃 呼子鳥は不思議な鳥とされてきた。秋の深山に何が鳴いているか分からないが、いかにも我が子を呼んでいるような声がする。実はこだまする鹿の鳴き声なのだが、万葉の人はこれを「 呼子鳥 」と風雅に名づけたそうな。 松江にある風流堂の「 呼子鳥」…

機転

このところ毎週通っている池袋ショッピングセンターの武田ハム。ハムや惣菜類は1パック550円だが、3パックまとめて買うと1,050円、つまり1パックあたり200円安くなる。私はいつもこのお買い得セットである。 どの組み合わせにしようかと選んで…

汗を流す

ワイシャツは1週間分をまとめて洗っている。ついでのことなので娘のブラウスも洗ってやる。 現在娘は就職活動中。毎日忙しく会社訪問しているがなかなか思うような結果が出ない。最近の社会情勢のせいにするでなく、「 自分の能力が足りないから 」と落ち込…

痛くしないで

インフルエンザの予防接種を受けた。 行きつけの病院は内科と小児科が併設されている。あちこちで注射に撃沈された子どもたちが泣き声を上げている。素直な泣き顔を見れるのはこんな時くらいかな。子どもの気持ちがそのままでなんかかわいい。 さて私の順番…

集中する

ウチの奥さんは、 一日三十時間くらい、オンラインゲームをしている。

これが目に入らぬか

満員の通勤電車のなかで小学生の一団が大騒ぎしている。1、2年生くらいか。有名校に通うのも小さなときから大変な苦労だと同情する。でも、騒いで動き回るから大きなランドセルがゴツゴツと周りじゅうにぶつかり、迷惑なことでもある。 朝から小学生相手に…

ワタシノシゴト

プレゼン後に詳細な話を聞きたいとの依頼があり、いそいそと出かけた。 相手はコミュニケーション部の課長さんと担当者である女性の方の2人。当方は4人。こちらの人数が多いと、数で勝負しているようでカッコ悪い。 こっちのツッコミにちらほらと本音で答…

植田のあんこ玉

荒川おすすめ レトロなパッケージに入った素朴な駄菓子。たっぷりと振りかけられた自慢の自家製きな粉から炒り大豆の香ばしさが漂ってくる。 「 植田のあんこ玉 」は餡もきな粉も自家製の無添加。無添加なのに日持ちする。その秘密は「 火と割 」… 火力、餡…

レポートを読みますか

GRIがサステナビリティ社・KPMGに委託して、CSRレポートが現在、全世界でどのように認識されているのかを調査している。 「 Count me in -The readers' take on sustainability reporting 」と題された調査報告書は、2007年10月1日から2008年1月31…

笑顔

池袋ショッピングセンターにある武田ハムの直営店。ここに素敵なお姉さんがいる。 2度目に行ったときのこと、顔を合わせるや否や 「 ○○さん、今日もありがとうございます。」と名前を呼ばれた。 確か、最初に買い物をしたときポイントカードを作ってもらう…

夕ごはん

>一日に三食たべられるって、すてきです。 まだまだ遠い夢のようです。 昨夜、夕ごはんがいつまでたっても始まらなかったので奥さんに聞いたところ、「 今日はお昼を食べたから、もういいんじゃないの 」との返事が………。 あな悲し。

お昼ごはん

今日は久々にお昼ごはんを食べさせてもらった。 この前お昼を食べたのはいつだったろう? 思い出せない。 一日に三食たべられるって、すてきです。 奥さん、ありがとう。 ちゃんと仕事するからね。

ウチの奥さん

「 今日も仕事なの。すごいわねぇ〜。」 「 毎日仕事に行ってくれて、ありがとう。」 このところ毎朝、仕事に出かけるたび奥さんに感謝されている。 お伊勢参りから帰ってくると、どんどん仕事が舞い込むようになった。 先月は家でゴロゴロしていることが多…

大原則

見ず知らずの人のエントリーに対して難癖をつけ、したり顔で満足している人種がいます。きっと読解力か理解力に難があるのでしょう。重箱の隅をつつくようなコメントを残すのはまだマシなほうであり、本論が何なのかも判らずに短絡的かつ感情的に否定的なこ…

愛する

「 愛される 」ことは赤ちゃんでもできるが、 「 愛する 」ことは自分が成長し大人にならなければできない。

誠実

人柄を示す重要な方法のひとつは、 その場にいない人に対して誠実になることである。

八ツ橋

琴の形 米粉を熱湯で練って蒸し、砂糖と肉桂、芥子を混ぜて団子にして、ローラーで伸ばして裏表にきな粉をふる。これを短冊形に切って焼くと反りのついた 「八ツ橋 」ができあがる。 バリッとした歯ざわり、香ばしさ、肉桂の香り。よさが判るのは大人になっ…

きぬた

伝統 長久堂の 「 きぬた 」は反物を象ったお菓子。芯の部分に紅羊羹を用い、白い絹に見立てた求肥を巻き、和三盆をまぶしている。白い求肥の部分がつやつやと柔らかく、いかにも絹といった風情がある。 少し固めの羽二重のような求肥とコシのある紅羊羹の組…

御所車 ( ごしょぐるま )

牛車 老松の 「 御所車 」は紫宸殿に象徴される王朝の風雅を、牛車にかりて銘した押紋菓子。 丹波大納言を氷砂糖で丹念に炊き上げた粒あんを、落雁( 白雪糕 )で包んだもので、表面には御所の牛車紋が打型で押されている。なかのあんがところどころ透けて見…

受け止める

先ずは相手の言葉を素直に受け止めることです。 受け入れるかどうかはその後で考えればいいのです。

悩む

人を動かすことのできる人とは、他人の気持ちになれる人である。 そのかわり、他人の気持ちになれる人は自分自信が悩む。 自分が悩んだことのない人は、まず人を動かすことはできない。

一日

今日一日だけ、一生懸命生きよう。 明日のことは考えなくてもいいから。

値しない人たち

以前住んでいた兵庫県T市の小学生の制服は、1年を通して半袖・短パンの体操服であった。それに学年別に色違いのゼッケンを付ける。先生たちは生徒を呼ぶのに名前ではなく、ゼッケンの番号を叫ぶ。「おい17番、早くしろ!」というふうに。 私はイヤでたま…

和菓子探検隊 納屋橋饅頭

お酒の風味 名古屋土産の定番ともなっている納屋橋饅頭。1886年(明治19年)に三輪伊三郎が納屋橋のそばに「伊勢屋」を創業して饅頭を売り始めたのが起こり。1913年(大正2年)に納屋橋の掛け替え工事が完成し、それを機に「伊勢屋」は「 納屋橋饅頭 」に屋…

なが餅

天文の頃 後に津の大名となった藤堂高虎が、流浪の浪人時代に店主の情けからふるまわれ「 武運の長き餅を喰うは幸先よし 」と気に入り、大名になってからは家臣も引き連れてきてひいきにしたと言われる三重笹井屋のなが餅。 なが餅は、お米を丹念につきあげ…

絲印 ( いといん ) 煎餅

秘蔵の印 絲印とは、室町時代以降中国からわが国に輸入された生糸に添付されていた小さな鈕( ちゅう )のついた銅印のこと。輸入生糸の一荷には必ず銅印一個をつけ、わが国に到着した後その斤量をあらため、受領証書にこの印を押して取引の証とする風習があ…