2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バッグを平気で人にぶつける

オヤヂは満員電車の中でもバッグを背負ったままだ。自分の背負ったデイバッグが他人を押しのけ通路も塞いでいることに気がつかない。まぁ、後ろに目はないからね。 自分の持っているバッグが他人の足を直撃していようが、肩に掛けたバッグが他人のわき腹に突…

blessed unrest

人には生来、活力、生命力、エネルギー、そして輝きがあります。それらはあなたを通じ、行動となって表れる。そして、あなたは後にも先にも唯一の存在。 だからこそ、あなたの表現は、かけがえのないものなの。こころをオープンに、あなたを内側から駆り立て…

あげたい族

現在の人間関係がどうだこうだと悩むより、これからの人間関係をステキにしてあげることを考えましょう。 周囲の人に対して、 「 あの人たちに分かりやすいようにしてあげたい 」 「 この人が仕事をしやすいようにしてあげたい 」 「 あの人を思いっきり笑わ…

幸せな資本主義

今の資本主義の世の中ではお金そのものを増やすことにしか価値を見い出せていないかのようだ。 投機マネーは儲かればなんでもするから、石油が高くなって凍死する人間がでようが、とうもろこしが高くなって餓死する人間がでようが、自分たちが儲かりさえすれ…

亀の最中

川越藩御用達 小江戸川越には江戸時代の町屋形式である土蔵の「 蔵造り」といわれれる古い町並みが残っている。亀屋川越本店も、そんな、黒塗りのうだつを上げた重厚な土蔵で営業をしている。天明3年に創業し代々川越藩の御用を勤め、京都嵯峨御所にもお菓…

NAKAYAのあんぱん

下町の名物あんぱん ずっしりとあんが入っていて、あんぱんというよりもあんこまんじゅう。皮がパンなのである。見た目は古風なあんぱんなのだが、9割6分があん。 江東区東砂にある老舗パン屋「なかや( NAKAYA)」の名物が、あんぱん(こしあん)、…

グローバリゼーションと日本の行方

歴史的に見ると、日本人は、その時代の軍事、経済力で最強の国、イコール世界最高の文化を持っている国が国際標準だと思い込んで、無節操に取り入れる癖がある。最初が中国語で、江戸末期にはオランダ語、オランダが衰退すると明治時代以降は英仏独、そして…

野根まんじゅう

可憐で上品な薄皮饅頭 サーフィンのメッカとして有名な生見海岸のある高知県東洋町。もうひとつの名物が野根( のね )まんじゅうである。東洋町野根を発祥の地として、今では高知市内でも作られている名物菓子。 よくさらしたこしあんを極薄の皮で包んで蒸…

別に否定する必要のない意見でも否定する

「 ○○って▲▲だよね 」 「 いや、それは違うよ 」 「 □□って美味しいよね 」 「いや、●●の方が美味しいよ 」 「 △△の本って勉強になるよね 」 「いや、あたり前のことしか書いてないよ 」 そう、分かった。アンタの方がエラいのね。

他人の頭の上で平気で新聞を大開きする

帰宅時の電車で座って本を読んでいると突然に目の前が暗くなった。新聞大開きオヤヂの出現だ。 オヤジは満員電車のなかでも平気で新聞を広げる。8面畳み読みという伝統の技を知らないのか、両手でおもむろに開く。そして老眼がきているので両手を前方下方向…

社長の器

三国志から学ぶことは、「 核となる人材を掴んだ者が勝つ 」ということです。 軍事力では圧倒的に曹操に劣る劉備玄徳が蜀という国を治めることができたのも、諸葛孔明という天才軍師や、関羽、張飛といった豪傑を獲得することができたからに他なりません。劉…

大学進学率に想ふ

2008年度のセンター試験が始まった。 少子化と二極化そして過剰な教育機関。子供の学力低下が叫ばれる今、方向を失った教育行政はどこへ向かうのだろうか? 学校基本調査速報にある「 卒業後の状況調査 」という文部科学省のレポートによると、2007…

空也のもなか

名代の最中 「 空也のもなか 」は今となっては予約なしでは手には入らぬ、幻のお菓子である。 銀座は並木通りのビル街にちょこんと佇むお店は気をつけないと見落としてしまいそうなつつましやかな店構え。夏目漱石や林芙美子の作品にも登場する名代の菓子は…

ニコニコしない

オヤヂはいつも不機嫌だ。決してニコニコ笑わない。常にムッとした表情をしている。相手を笑わせたいと思うことがあっても、自分が笑うのは負けだと思っている。暗くて冷静そうなほど難しい顔をしているほど優秀だ、笑わないことはカッコイイとさえ思ってい…

座るときは大股を開く

オヤヂは必要以上に股を開いて座る。ホテルのソファ、会社の会議室、ところかまわず股を開く。どんなに混んでいようが電車の座席では3人分の場所を占有する。開いた股の間に象でも飼っているのかと思って見てみるが、そんなことはない。そうやって確保した…

「 オヤヂをやめよう 」キャンペーン

オヤヂとは中年の域に達したダサイ男性のことだけを言うのではなく、品性と感性に欠けた全ての者を言うのだ。 < 日本人品格向上委員会代表理事 クレイトン大学教授 安岡 篤人 > 人が人を尊重し、日々の生活に感謝し、何気ないことにも感動できる。 この住…

歴史は繰り返す

株価がイケイケどんどんの上昇基調の頃にはかまびしかったSRI論議が、今ではちっとも聞こえてこない。懸念していたとおり、サブプライム問題を契機に株価大暴落になったからだ。SRI あれこれと 《 その8 》 SRI あれこれと 《 その9 》 要するに…

人の器

有名な川柳があります。 鳴かぬなら 殺してしまえホトトギス ( 織田信長 ) 鳴かぬなら 鳴かせてみせようホトトギス ( 豊臣秀吉 ) 鳴かぬなら 鳴くまでまとうホトトギス ( 徳川家康 ) 人の器の大きさを例えたものとしてよく引き合いに出されます。 とこ…

批判は立場とは切り離せない

飲食店などのクチコミでよく見ますが、みんなが褒めている店を、ときどき、たった一回食べに行った自分のモノサシだけで全否定している人がいたりします。あるいは全体のことを抜きにして、とても些細なことで気分を悪くして書いている人がいます。そういう…

宗納

もっちりしたそば粉の薄皮にまろやかな皮むきあんが包まれて 松江は京都、金沢と並び、全国で三指に数えられる和菓子処。ここにある三英堂は、昭和39年、57年と二度にわたり天皇皇后両陛下、皇太子御夫妻の御料菓子としてのおつかいを賜っている。「 宗…

ミッチェル・メイという生き方

< ミッチェル・メイ …… Mitchell May > ミドル・ネームは「 モーゼス 」。全米で五指にはいる著名なヒーラーであり、かつ、現オーガニックフードメーカー、シナジーカンパニーCEO( 最高経営責任者 )。 自然療法医の資格をもち、心理学の博士号も併せ…

田舎家

しっとりした皮につつまれたつぶあんのおいしさ 以前にご紹介した「 名物かまど 」を作っている香川県坂出市のかまど総本店の、もう一つの名物。 かまど総本店が荒木屋として創業した頃からの銘菓。乾いたような固めの皮に黄味あんの「 かまど 」とは対照的…

シンプルな法則

「 中傷を耳にし、わが身の行ないを改めることのできる者は幸せだ 」 ( ウィリアム・シェークスピア『 空騒ぎ 』より ) 他人を不愉快にする行動の大半は、どんな状況においても必要以上に 「 勝とう 」と努力することから生じている。人を傷つけるコメント…

黒糖丸芳露

素朴な南蛮渡来のお菓子に黒蜜が加わり 丸芳露( マルボーロ )はポルトガルから伝わった南蛮菓子。佐賀の郷土銘菓である。 小麦粉と卵と砂糖の基本的な材料だけを用い、丸くてふわりとこんがり狐色に焼き上げたカステラ風の丸パンみたいなもの。見かけは堅…

自分たちが変わる

コンサルタントや大学の先生たちのセミナーや勉強会に随分出たけれど、明確なことを言ってくれる人は一人もいなかった。みんな同じことを言うだけなんです。欧米ではどうだとか、どこの会社はどうだとか、どこがすごい活動をしているとか、そんなことばかり…

青年に告ぐ

どこの國でも青年は、「 民族のさわやかな春 」である、あるいは、「 祖国の聖なる春 」であると、云われております。青年が、時代の汚れに染まるほど惜しいことはありません。昔から酔生夢死という言葉があります。 しかるに現代は、日常生活がますます忙し…

失った自信と誇り、文化を憂う

英霊来世(エーレイライズ)という四人組バンドがいる。 歌っているのはラップ。でもその内容はこれまでのラップ音楽のイメージと異なる。 「 矜持 」というアルバム、各曲のテーマは 「 日本人としての自信と誇り 」、「 防人としての自衛隊 」、「 憲法-守…

福豆

春を呼び福を招く黄金色のお菓子 福豆は節分でまくおめでたい豆。これを桃山(ももやま)で作ったのが俵屋吉富の「 福豆 」。 北海道十勝産小豆のあっさりめのこしあんを新鮮玉子たっぷりの桃山生地で包み込んだ、ふっくらとした愛らしいお多福豆の形をした…

人間とは何か

外的な思考法に慣れた人は、科学的または社会学的な統計や平均値によって人間を知ろうとするかもしれない。体脂肪率や、平均年収、平均寿命、世論調査、いろいろなデータが日々発表されて、興味を惹く。しかし、それをいくら積み重ねても、人間の本質は浮か…

エコファシズム

国連にIPCC( Intergovernmental Panel on Climate Change )という組織がある。「 気候変動に関する政府間パネル 」という。「 人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて評価し、各国政府にアドバイスとカ…