人の器


有名な川柳があります。

人の器の大きさを例えたものとしてよく引き合いに出されます。


ところで、もう一つあるのをご存知でしょうか。


鳴かんでも よいではないかホトトギス松下幸之助


自分の欲にこだわると物事を素直に見ることができなくなります。強くこだわる状態を頑固といいます。つまり、思い込むことです。執着することです。信じ込んでしまっているということです。それは妄執となります。心がとらわれてしまっているのです。
こだわればこだわるほど、真実が見えなくなってきます。自分の思い通りにならないと他を責めるようになります。

鳴くことにこだわった三人に対し、松下幸之助さんの次元を越えた自由な考え方にあこがれます。


松下電器産業の社名変更に際して「 創業者の名を消すのか 」という論調の記事が多いのですが、幸之助さんは自分の名前を社名に残して欲しいなんてこだわってませんよ。きっと。