幸せな資本主義

今の資本主義の世の中ではお金そのものを増やすことにしか価値を見い出せていないかのようだ。
投機マネーは儲かればなんでもするから、石油が高くなって凍死する人間がでようが、とうもろこしが高くなって餓死する人間がでようが、自分たちが儲かりさえすればよい。そんな投機的資本主義が世界中で暴れまわっている。サブプライム問題に端を発した世界同時株安で行き場をなくした投機マネーはこれからどうなるのだろうか。


今の資本主義は「 みんなの幸せを考えてお金を動かす 」仕組みではない。お金は確かに大切である。でもお金があるからといって幸せだとは限らない。しかし、お金を健全に使うことができれば多くの人たちの幸せに貢献できる。
儲けることだけを考えるのではなく、そのお金はどこへいくのか、みんなのためになるのかを人々が考え出したときに、世の中が変わりだすのだと思う。


わたしたちが受け取るお金、与えるお金に、幸せの意味づけができますか。楽しくお金をもらい、気持ちよく支払いましょう。
世界に幸せなお金が増えていくと、暴力的なお金の動きは静まっていくと思います。自分と世界の幸せのためにお金を使う人たちが増えていくと、きっと世界は変わります。