CSR

迫る地球寒冷化

5月15日付けの日本経済産業新聞に「 地球は寒冷化へ向かっているのではないか 」という吉川和輝 科学技術部編集委員の記事が載っている。地球温暖化に疑問をもつ声が世界中で高まってきている。 以下要約 =======================…

という企業評価

スイスのダボス会議において「 2009年 最も持続可能な企業100社 」が発表された。今年で5回目となるランキングであり、日本企業は2社増えて15社がランクインした。 内訳は、イオン、ダイキン産業、JR東日本、日本技研工業、クラレ、三菱重工、日…

地球温暖化

こんなに朝が寒くなると 「 温暖化 」もいいんじゃないかと思ってしまう。熱帯化や灼熱化は困るけど、あったかくなるとすごしやすくなるのは確か。寒いよりは温かい方がいい。 地球温暖化は、「 Global Warming 」 を直訳したのだろうけど、日本人の自然感覚…

レポートを読みますか

GRIがサステナビリティ社・KPMGに委託して、CSRレポートが現在、全世界でどのように認識されているのかを調査している。 「 Count me in -The readers' take on sustainability reporting 」と題された調査報告書は、2007年10月1日から2008年1月31…

自分のため

CSRの専門家とか、コンサルタントや大学の先生方は、CSRを実現している理想的な企業として、欧米の会社の実例をベストプラックティスとして推奨される。( “れ”は尊敬語) GRIガイドラインやISO26000などの形から入れば、どんな会社でもC…

伝わりやすさ

今年もCSRレポートやら、環境報告書やらが出揃ってきました。ここのところ多いのがCD−ROMにする会社。 きっとコンサルタントの先生が 「 紙を使うのは環境破壊につながるのでいっそ止めてしまいましょう。CD−ROMで配布したりホームページで公開…

人と思うな

サブプライム問題で瀕死の外資系金融機関。本社からのコストカット指示に日本法人は右往左往している。 「 人と思うなコストと思え 」。社員のことになどかまってなんかいられない。本社さえよければそれでいいのである。 腹が減ったらすぐに狩りをする狩猟…

規制緩和

ある規制緩和に関する説明会に出席した。 規制緩和とは、当局はこれからは細かい指示は一切致しません。企業は、大人として自主自立して下さい。自らの行動に関しては、自らルールを作って、責任を持って行って下さいということである。 お客さま、取引先、…

区別と差別

外資に突然吸収された日本の会社のお話。 イントラネットで社内電話帳を公開しているのだが、それに本社のダイバーシティ委員会からクレームがついた。「 男を黒字、女を赤字で表示しているのは差別である。統一すべし 」と。 この会社は女性の比率がかなり…

商売

商売して儲けるってことは、結局、人に喜ばれる仕事を楽しみながらやるということに尽きます。 これさえ頭に入れておけば、それで大丈夫。

って?

「 自分に優しくする 」ことです。 優しくない人は、欠点ばかり見つけます。 欠点を見つけると、けなすだけです。 けなすと、どんどんイヤになっていきます。 イヤになったことは、絶対にやろうとは思いません。 自分に優しいと、他人にも優しくできます。 …

社会のために

今日は某金融機関でのインターンシップ説明会。 学生さんたちと話をしていて、彼らが本気で 「 人のために 」、「 社会のために 」働きたいと考えていることが伝わってきました。 他人のことを考えられるということは、大人になるということです。ではどうす…

日本の農業

1997年、日本の食糧自給率は41%、日本は世界一の食糧輸入国になった。小麦の自給率9%、豆類5%、砂糖類30%。そのうちアメリカからの輸入は、トウモロコシ95.2%、大豆80.7%、小麦55.0%。アメリカが日本に輸出規制をかけると…。 1960年に600万ヘクタール…

伝えたかったこと

松下幸之助が語りかけてくる。 仕事で成功するための考え方や、生きがいを見つける方法などの語りから、「 経営の神様 」と呼ばれた、人心を掌握した経営者の根本が伝わってくる。 野球の選手が勝っても泣き、負けても泣くというような、全身全霊を打ち込ん…

人を好きになる

会社とは人の役に立つ存在であることです。それは、他人の幸せのために貢献することにかかっています。そのためには、他人に関心や思いやりを持って仕事するということでしょう。 利己という枠を乗り越え他人の幸せを考えて働くことの大切さ、そしてそれを実…

世界で最も倫理的な企業

花王、本田技研、日本郵船。 「 世界で最も倫理的な企業ランキング 2008(2008 World’s Most Ethical Companies)」が発表されている。 これは米ビジネス誌 Ethisphere Magazine が、フォーブスと共同で世界で最も倫理的な企業を格付けしたもの。日本企業は…

ひらいている

専門家が、専門家どうしにしか通じない言葉で話していて、その方面の知識がない人にはさっぱりわからない、という表現は閉じている。 ある会社の人が、その会社の関係者にしかわからない文脈で、なあなあ、やあやあで伝え合っていて、それをそのまんま会社の…

拡散的思考

日本の会社では、すぐに落としどころを考えてどうすれば実現できるかだけに邁進する。しかも、落としどころとは「 みんなが納得する 」答えであり、そしてそれはだれもが苦労しないで「 確実に実現できる 」答えでもある。 この日本型行動様式には突き抜ける…

製造業の原点

経常利益率35%超を37年間継続。1日に500件以上もの注文に即日対応、そのうち8割が即日納品。あとの2割も即納できるのだが、明日の仕事がなくなるからと自信満々に言う。こんな経営で上場したのが町工場であったエーワン精密である。旋盤治具であ…

説明責任

SOX法に備えるためには「 正しい手順で適切に実施していることを証拠を揃えて証明する 」必要がある。 アカウンタビリティ。日本語では「 説明責任 」。自分たちのやっていることが、正しく、適切であるということを分かりやすく説明することである。そし…

上意下達

日米企業社会における文化の違いの典型的な例が、「 お客様の代弁をする日本人社員 」を嫌い「 会社の主張をお客様に受け入れさせ、浸透させ、押しつける社員が評価される 」のがアメリカの会社であるということだ。 もっと具体的に言うと「 お客様の意見や…

会社は誰のために

初めて受け入れた養護学校からの就業体験。 知的障害をもった二人の少女の就業体験が終わろうとする前日のこと。日本理化学工業の十数人の社員全員が大山専務( 現会長 )を取り囲んだ。「 あの子たち、明日で就業体験が終わってしまいます。どうか、大山さ…

ルールの簡素化

日本社会( 国民、マスコミ、業界関係者、すべて他人ごとのように言う人たちの集団 )は、ライブドア事件や村上ファンド事件など、金融に関する事件が起こると、「 政府は何やってるんだ 」、「 法律が不備なんじゃないか 」といった論調になる。そのご期待…

淡々と流れる 「 この仕事が好き 」という想い

効率化、経費削減で金儲けを優先して安全をないがしろにした結果、最悪の事故を起こした鉄道会社。その廃線となった鉄道は地域のライフラインであった。接客業に軸足を移し、地域に支えられて第三セクターとして鮮やかな再生を遂げた福井えちぜん鉄道。 お金…

地球温暖化 異説

「 地球温暖化 」の狂信的な騒ぎのなか、多くの「 反論 」は全く無視されています。政治家、評論家、マスメディアへの不信感が拭えません。正にファシズムの世界です。このブログにさえ、反地球温暖化的なことを書くと恫喝的なコメントやメールが飛んで来ま…

公共の存在になる

会社の価値を計るのに、資産価値とか時価総額とかキャッシュフローとかで計算するのは、会社を単なるモノ扱いにしてM&Aで儲けようと考えている人たちのすること。 もしあなたの会社が明日なくなってしまったら、誰がどれだけ困りますか。その「 困り度合 …

上機嫌の文化

日本では謙遜し合うことが上質な社会的礼儀のようにとらえられる感があるが、アメリカ人は喝采しあうことが相手に対する礼儀であると考える。「 上機嫌 」の文化であるといってもよい。 「 How are you ? 」 と言われたら 必ず 「 Fine 」なのである。アメリ…

日米の組織文化

アメリカ人の組織は「 モジュール型 」である。一人ひとりが組織を構成するモジュールであり、ボスから個別指示が与えられる。各モジュールは同僚のことなど考えなくとも、それぞれがボスの指示をきちんと遂行していれば良い。あるモジュールの動きが悪けれ…

地球にやさしい

「 地球にやさしい 」というものには眉唾が多いと思っている。 某電力会社は「 消費電力を減らして“ CO 2 ”を削減しましょう! エコライフ 」とかPRしているが、 それって「 エゴライフ 」でしょ。いくら節電をしても、発電所の発電量が減らなければ、“ CO…

理念はあるけれど…

グッドウィル・グループ 十訓 一.お客様の立場にたて、究極の満足を与えよ 一.夢と志を持ち、常にチャレンジせよ 一.困難の先に栄光がある、逆境を乗り越えよ 一.物事の本質を見抜け、雑音に動じるな 一.原因があるから結果がある、公正に判断せよ 一.…