社会のために


今日は某金融機関でのインターンシップ説明会。
学生さんたちと話をしていて、彼らが本気で 「 人のために 」、「 社会のために 」働きたいと考えていることが伝わってきました。


他人のことを考えられるということは、大人になるということです。ではどうすれば、自分以外のことを考えられるようになるのか。それには自分の力をつけるしかありません。
自分に力がないと、人のために何かしたくてもできないというのが現実だからです。だから最初は、自分の力を伸ばすこと、それだけを考えていればいいのです。
若い人が社会的正義感を持つことはとても素晴しいことです。でも、もっと自分のことを考えるべきだと思います。もちろん100%自分のことだけというのは困りますが、スタートの時点では99%は自分のことを考えていていいのです。他人のことをまったく考えなくてもいいといっているのではありません。残りの1%は自分以外のことを考えた方がいい。
ゼロか1かは、大きな違いです。1%でも考えることができれば、将来的にそれが3%、5%と増えていきますが、ゼロの場合はいつまで経ってもゼロなのです。
そして、その中身がとても大切です。1%の中身は何を考えるのかでその人の人格や価値観が決まります。