説明責任


SOX法に備えるためには「 正しい手順で適切に実施していることを証拠を揃えて証明する 」必要がある。
アカウンタビリティ。日本語では「 説明責任 」。自分たちのやっていることが、正しく、適切であるということを分かりやすく説明することである。そして、いつでも説明が出来るように記録を保存しておかなくてはいけない。


世の監査法人の先生方は以下のようにアドバイスをしてくれる。

  1. あらかじめ、専門家や第三者を含めた複数のメンバーで、その業務の正しいやり方を定め、明文化する( 業務手順書を作成する)こと。
  2. 1の業務手順書を組織として承認し、関係者に通知し、内容の教育、業務の訓練を実施すること。
  3. 業務手順書通り業務が実施されているかがわかるように日々、業務記録を作成し保管すること。
  4. 定期的に内部監査を実施して、業務手順書通りに業務が実施されていることを検証・評価し、不備があれば是正すること。また、是正記録を保存すること。
  5. 定期的に外部監査を受け、業務の適正性について証明を受けること。

そして、このアドバイスを聞いてみんなため息をつくのである。