あげたい族


現在の人間関係がどうだこうだと悩むより、これからの人間関係をステキにしてあげることを考えましょう。


周囲の人に対して、
 「 あの人たちに分かりやすいようにしてあげたい 」
 「 この人が仕事をしやすいようにしてあげたい 」
 「 あの人を思いっきり笑わせてあげたい 」
 「 あの人たちを喜ばせてあげたい 」
と、自分が相手に対して「 〜してあげたい 」と思うようになるのです。

「 あの人は私のことを嫌ってるから、ヤだ! 」と思ったら、逆に「 私のことを認めるように思わせてあげたい 」というふうに考えるのです。

こんな人たちを「 あげたい族 」と言います。


「 周囲が○○してくれない。周囲が変わればいいのに 」などと、決して周囲にその改善を求めず、そもそも 「 この人間関係の原因は… 」 などと悩まず、自分の内にその改善を求めるのです。

組織の中に 「 あげたい族 」 が一人でも存在すると、その組織の空気は劇的に変わっていきます。周囲は自分に都合よくは変わってくれません。「 誰か、あげたい族になってくれないかなぁ 」ではなく、自分がそう変わるしかないのです。