伝えるために


例えば、
普通の『 気 』の字でなく、「 お元氣ですか 」「 氣をつけて下さい 」というふうに『 氣 』の字にする。
「 成功 」という言葉を『 成幸 』という字に置き換える。


それぞれ、
氣というものは、体の中から発していくべきものだけど、普通の『 気 』という字は、中が「 しめる 」になっている。氣は体内から出すもので、しめてはいけないのでこの字を使う。
とか、
成功という字は、「 功を成す 」と書くが、それはただ自分の功を目指しただけで、周囲の幸せは考えていないから、周りの幸せも成す「 成幸 」という文字にする。
とか、理由はあるのでしょうが、
それで伝わるのは仲間内だけで、普通の人には伝わらない。いちいちそのような長い説明をしないと意味が分からないような言葉を使ってはいけないと思う。


こういう言葉を使う人は相手が見えていない。自分勝手なのである。
自分自身の中途半端なこだわりよりも、親切な言葉を心がけたいと思う。
それが相手の立場になるということだと思います。