名代 芭蕉( なだい ばしょう )

なんてったってBANANA



「名代 芭蕉」は釣鐘まんじゅうで有名な釣鐘屋本舗のもうひとつの名物。芭蕉とは松尾のことではなくバナナである。その名のとおり、いわゆるバナナカステラの元祖。その大きさ、ボリューム感ある威風堂々とした見事なバナナである。
みっちり密度ある白手亡豆を使ったバナナ餡がいかにも南国の濃いバナナの果肉らしく口当たりなめらかで ふんわり溶ける。香りもバナナ。一昼夜寝かせた生地を使っている皮は、バナナの皮らしい薄さなのだがコシと弾力がある。バナナ饅頭として文句なく揺るぎがない地位を築いている。