郡林堂の豆大福

素材が上品にバランスを取った絶妙な美味しさ。


朝から並ぶ人の数が半端ではない。東京で一番有名な豆大福のお店が郡林堂。朝から並ばないと買えないのです、お昼までには売り切れてしまいますので。

十勝産の小豆、富良野産の赤エンドウ豆、宮城産のもち米、添加物を一切使わずに作られており、その日のうちに食べてしまうのがお決まり。でもご心配なく、たくさん買っても食べてしまうんですよ、これが。
豆がいっぱい入っていて口のなかでごろごろするほどなのですが、とろけてしまいそうな餅とあんことが一体化してなんともいえません。丁寧に作られた素朴なつぶあんとお餅の塩気にエンドウ豆の少々の苦味とが絡みあって、絶妙に美味しいのです。


場所は、講談社の向かい、最寄り駅は営団有楽町線護国寺です。
編集者が高名作家への手土産にすることでも有名。吉川英治三島由紀夫松本清張は特にこの豆大福が好物だったとか…。