世界幸福度ランキング


世界178カ国を対象としたランキングがある。 ⇒ happy planet index
レスター大学の社会心理学者エードリアン・ホワイト( Adrian White )が作成したもので、イラクなどの紛争地域は除外されている。
イギリスのシンクタンクのデータをベースに、全世界約8万人の人々に聞き取り調査を行った各種国際機関( ユネスコ、CIA、WHOなど)の100種以上の発表済みレポートを分析して、独自のランキングを作成したのだそうだ。


国民の幸福度ランキング ベスト20は次のとおり。


日本の順位は2006年で90位。調査をしたエードリアン・ホワイト氏も「 中国82番目、日本90番目、インド125番目ととても低いのを見て驚いた 」とコメントしている。
同じ時期に発表されたイギリスのシンクタンクNEFのランキングでは、さらに日本は順位を下げ、95位。


日本では9年連続で自殺者が3万人を超えた。自殺理由の一番は4割をしめる健康問題で次が29%の経済問題。
日本が突出して多いわけではなく、世界保健機関(WHO)によれば、世界の自殺者は毎年、ほぼ100万人を記録し、殺人と戦争による死者数を上回っているそうだ。また推計では、自殺未遂者は年間1000万から2000万人に達しているという。日本の自殺率は世界10位。998年の集計では23位だったのが急上昇中。自殺を報告している国の中では、最も自殺率が高いのは東欧、一方、最も低いのが中南米イスラム諸国、一部のアジア諸国旧ソ連・東欧圏を除く先進国中、日本が最も高い自殺率になっている。


主観で捕らえた幸福感をどうランキングに反映するかは難しい。
ところであなたは、今、幸福ですか。