朝三暮四


中国の故事。
あるところにサルを飼っている人間がいた。しかしエサ代が払えなくなり、サルに「 木の実を朝に三つ、夜に四つにしたいが、どうか 」と聞くと、飼われてる分際のくせにサルたちが怒り出した。そのため「 じゃあ、朝に四つ、夜に三つで、どうだ 」と言ったところ、数は変わらないのにもかかわらずサルたちが喜んだというエピソード。
本質は変わらないのに目先の変化にとらわれて合理的な判断ができないことを揶揄する言葉である。


でもそうかな?
先に多く貰ってモチベーションが上がるなら、同じ数でも効果は高いのである。
同じものでも現在価値で比べると後から貰うものは価値が低くなる訳だから、サルたちの言い分は理にかなっているのだ。サルだからとバカにしてはいけない。