甘酒まんじゅう


名栗街道



大里屋は飯能から秩父へ抜ける名栗街道を2キロほどいったところにある老舗。創業は明治10年。名栗街道を行き来する茶店としてもにぎわっていた。
甘酒まんじゅうは、糀の残る甘酒を濾した汁を生地に混ぜ込んで作る。厚めの皮は少し歯ごたえがあって甘酒の香りが漂い、控え目な甘さのつぶ餡が郷愁をそそるような素朴なおまんじゅうである。