を実践する人たち

以下のメールをいただきました。

CSRレビューには今後、企業の報告書担当者のインタビュー記事をのせたりしたいのですが、どうしてか協力してくれない企業がほとんどなんです。

彼らの気持ち、よく判ります。企業の人間は一方的に評価される側なのです。「 CSRをやっている 」 と自慢げに胸を張る人はそんなにいません。実際によくやっているのに自分からは言えない雰囲気があります。多くの人たちは批判を受けながら、言いたいことも言えずに頑張っています。


私が企業でCSR担当をやっていたとき、いろいろな場を利用して広報活動をしていました。社会に向かって伝える努力をしないと何をやっているのかなんてわかってはもらえません。でもそれをやると、必ずネガティブな批判をいただきます。「 たいしたことやってないのにエラソーなこと言うな 」という感じですね。批判は外からだけではありません。「 CSRでは稼げないだろ〜が 」 とか 「 オマエが会社の代表のような顔するんじゃない」、「 広報は広報部にまかせるべき」 などと、むしろ内からの批判の方が多かったです。

そうだからこそ、私たちは実践している人たちを応援します。
社会を変えていくのは批判する人たちではなく、実践している人たちですから。