宮城野の名月を食す
カスタードクリームをカステラで包んだ仙台の銘菓。
萩の花が咲き乱れる宮城野の空に浮かぶ名月をイメージしたお菓子である。見事に丸い。その名前は宮城県の県花がミヤギノハギであることにちなんでいるとのこと。
濃厚なのにとろけるようなカスタードクリーム、カステラはあくまできめ細かく、その味と舌触りの良さうまさのバランスは、まさに銘菓。
全国各地に 「 ○○の月 」を謳ったまがいものが出回っているが、「 萩の月 」とは比べるべくもない。「 荻の月 」( おぎのつき )などと命名したとんでもないニセモノもあるようなので、ご注意を。