福井の水ようかん

冬の風物詩



福井の冬はこたつに入って水ようかんを食べる。これが常識。なぜだか分からないが、福井の人たちにとっては「 昔からそうだから 」。
水ようかんは、冬場だけ(11月〜3月末まで )販売される季節限定のお菓子である。その特色は、黒糖が小豆の香りをほのかに残し、みずみずしくてとてもまろやかなこと。双目糖、黒砂糖、小豆、寒天がほどよく調合された上品な甘さと、しこしこ感が楽しめる。
暖房の効いた部屋で食べる、どこか懐かしい冷たい水ようかんは格別だ。