誉の陣太鼓

逆転



あずきあんで求肥を包んだのが、熊本はお菓子の香梅の 「 誉の陣太鼓 」。
大納言小豆を半練り羊羹風に寒天で流し固めて、中に求肥を入れている。あっさりめの甘さに仕上げてあり、小豆のうまみが味わえる。大納言あずきは北海道十勝産のものを契約栽培で確保、あずきの一粒一粒を丁寧に手作業で選別したものを阿蘇の清らかな伏流水で炊き上げる。


食べるときに手が汚れないような工夫がしてある。それがお菓子業界では初めて製法特許を取得した「 紙缶詰製法 」。金色のフィルムに包まれた誉の陣太鼓は、手のひらの上でそのまま専用ナイフで十文字にカットして食べることができる。
昭和48年、第18回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞受賞。