明けがらす

遠野の物語



お菓子に入っているクルミの切り口がカラスの飛ぶ姿に似ていることから、「 明がらす( あけがらす)」という。お菓子の周りのギザギザは「 日の出 」を、ごまはすずめをイメージしている。米粉、ごま、くるみを主原料としており、食感はおもちとらくがんの中間のような感じ。口に入れて噛み締めるほどに米の旨みとクルミの風味、ごまの香りが口一杯に広がる。


明がらすにイメージされたからすは3本足で、神様の使いといわれる大変縁起の良いもの。柳田国男の 「遠野物語 」で知られる岩手県遠野市のおみやげの定番である。まつだ松林堂の登録商標