豆しぼり


落花生



地中で実を作ることから落花生という名前が付けられた。南米原産。中国を経由して江戸時代に日本に持ち込まれたことから南京豆ともいわれる。

1876年、山辺南郷村( 現在の山武市 ) の牧野万右衛門が横浜で中国人から落花生の話を聞き、神奈川県の農家から種を買い付け自分の畑で育てたのが千葉県での落花生栽培の始まりだそうな。
日本における年間生産量はむきみ換算で約1万3,415トン。千葉県が突出しており、その74.6%を生産している。市町村別では八街市が日本一。品質の改良・加工方法の改善などを通じて、味でも八街の落花生は日本一と称賛されている。


丸くて甘いクッキー風のおせんべいに、この落花生をふんだんに散りばめたのが 「 豆しぼり 」。サクサクッとしたおせんべいに香ばしい落花生のコリッとした食感。食べるのが止まらなくなる焼き煎餅である。